家族が寝静まった夜中、音量を抑えたPCでYouTubeの動画を楽しんでいるのに、ほかのアプリに突然大きな警告音を鳴らされて肝を冷やしたことがあるだろう。PC全体の音量を下げておけばよいのだがつい忘れてしまうし、必要な音に気付かなくなる問題もある。
そこで今回は、アプリごとのボリュームを直感的に調整できるPC用アクセサリ「PCPanel」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
PCPanelは、PCとUSB接続し、4つあるノブを回して音量を調整できるデバイス。各ノブを特定のアプリに割り当てられるので、アプリごとに最適なボリュームを、ノブを回すという直感的な操作で設定できる。調整対象のアプリを開いている必要もなく、フルスクリーンでゲームをプレイ中にほかのアプリの音量を変えることも可能で、ボリューム調整の手間がかからない。
各ノブは押しボタンになっており、サウンド出力先デバイスの切り替えスイッチとしても機能する。例えば、ボタン1をスピーカ、ボタン2をヘッドセットに割り当てておくと、コントロールパネルなどを開くことなく、瞬時に出力先を変えられる。
さらに各ノブのスイッチは、音楽再生時のプレイやストップ、頭出しなどのコントロール操作、あらかじめ設定しておいたアプリの起動や終了、マクロの実行といった操作にも使える。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間8月26日まで。記事執筆時点(日本時間8月21日12時)でキャンペーン期間は4日残っているが、すでに目標金額5000ドルの3倍を上回る約1万6000ドルの資金を集めている。
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