次期iPhoneがワイヤレス充電を搭載した場合のインパクトは--Appleニュース一気読み

 8月15日〜8月21のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のAppleニュース一気読み」。

 iPhoneの発表会が迫る中、目玉機能として注目されているのがワイヤレス充電機能だ。ワイヤレス充電機能はAndroidのハイエンドモデルの間では当たり前になっており、iPhoneがこれをキャッチアップする立場となる。

 それでも、Appleが動くことで、業界団体の争いに決着がついたり、アクセサリが爆発的に増加するなどのiPhone効果を見込んだりできる。

 現在のワイヤレス充電には、「Qi」と「Powermat」という2つの団体が存在しており、それぞれ独自の企画でデバイスやアクセサリ種類を増やしてきた。また店舗でのワイヤレス充電を実現すべく、マクドナルドはQi、StarbucksはPowermatを後押ししてきた。

 AppleはQiの業界団体に加盟しており、規格争いについてはQiが有利な状況になりつつある。ワイヤレス充電は手軽な反面、依然としてケーブル充電の方が効率が良いというデメリットもある。

 また4cm程度という誘電の限界距離は、今後4mに伸びる計画もあるといい、2017年のiPhoneによるワイヤレス充電のサポートによって、諸問題を解決する新たな魅力を作り出すかもしれない。

「iPhone 8」のワイヤレス充電計画、業界を変える?(8/16)

白人至上主義を巡る衝突に対してコメントと寄付

 AppleのTim Cook CEOは、白人至上主義と、シャーロッツビルで起きた悲劇に対するTrump大統領の対応への批判の声に同調するメモを、従業員向けに送付した。その中で憎悪や偏見に対して許容したり、曖昧な態度をとってはならないと指摘し、「人の礼儀とモラルの問題」と批判している。

 またCook氏は、南部貧困法律センターと名誉毀損防止同盟にそれぞれ100万ドルずつの寄付を行っている。

アップルのクックCEO、白人至上主義巡る衝突で大統領の対応批判--人権団体に寄付表明も

Appleのエンターテインメント攻勢

 Appleは、Apple Musicで独自制作の2本の番組を限定配信している。しかし、こうした独自配信のコンテンツをより拡充していく計画のようだ。Appleは10億ドルを投じて、独自の番組の制作へ乗り出すつもりであり、既存の配信番組とともに、ソニーピクチャーの幹部が総括していくことになりそうだ。

アップル、10億ドル投じ独自番組を制作へ(8/17)
公開まもない映画がレンタル可能に?--アップルと映画スタジオが交渉中と報道(8/21)

その他

LTE対応「Apple Watch」は2017年中に発売、非搭載モデルも--著名アナリスト予測(8/15)

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