Appleが、9月に開催されるとみられる「iPhone」のイベントで、「iPhone 8」「iPhone 7S」「iPhone 7S Plus」と同時に第3世代の「Apple Watch」を発表する可能性があると、CNBCが報じた。CNBCによると、次期Apple Watchには携帯電話回線に接続する機能も搭載されるという。そうなれば、ユーザーは自分のiPhoneが近くにない場所でも、電話やテキストメッセージを利用したり、ストリーミングで音楽を聴いたりできるだろう。
Appleは、初代のApple Watchを発売した後、2016年に「Apple Watch Series 2」をリリースしたが、ウェアラブル市場で他の企業に後れを取っているのが現状だ。新たなアップグレードと携帯電話回線に接続する機能が実現すれば、Apple Watchの人気が再燃し、人々をもう一度熱狂させるかもしれない。
CNBCが「この件に詳しい情報筋」の話として報じた内容は、著名なApple担当アナリスト、Ming-Chi Kuo氏が先に述べた主張ともつじつまが合う。Kuo氏は、Appleが携帯電話回線を利用できるモデルと利用できないモデルの次期Apple Watchを発売し、現行モデルと同じ38mmと42mmのサイズを用意する可能性があると述べていた。さらに、全体的なデザインも現行モデルのものが踏襲されるとした。
次期Apple Watchが9月に発表されるという考えは、現実離れしてはいない。Appleは初代Apple Watchを2014年9月のiPhoneイベントで発表し、2015年4月に発売した。初代の発表から2年後となる2016年のiPhoneイベントでは、Apple Watch Series 2を発表している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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