「Facebook Messenger」の広告テストが世界中で展開へ

Brianne Garrett (CNET News) 翻訳校正: 編集部2017年07月12日 07時39分

 「Facebook Messenger」のホーム画面に、メッセージ以外のものが表示されるようになるかもしれない。

 Facebookのブログ記事によると、同メッセージングアプリは、ユーザーのホーム画面に広告を配置するテストをオーストラリアとタイで実施していたが、これが成功裏に完了したことを受けて、そのベータテストを世界規模に拡大するという。

 広告主は、Messengerを自社のキャンペーンに追加できるようになるが、スポンサードメッセージのような広告は、自社とつながったことのあるユーザーにしか送信できない。


提供:Facebook Messenger

 最終的にMessengerプラットフォームに広告が統合されれば、Facebookは、FacebookやInstagramで採用しているのと同じオークションベースモデルのユーザーターゲット戦略によって、世界中で12億人と推定される同アプリのユーザーから利益を上げる機会を得ることになる。

 「(広告が)必ずしもすべてというわけではないが、当社が現時点で利益を上げる手段であることは間違いない」とMessengerの製品責任者を務めるStan Chudnovsky氏は、VentureBeatとのインタビューで述べていた。「また将来的には、他にも検討中のビジネスモデルがあるが、それらも何らかの形で広告に関連している」(同氏)

 また、広告に対するユーザーの反応によって正式リリースに移行するかどうかを決定するとChudnovsky氏は述べている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]