Microsoftは、うわさされていた春の発表イベントを米国時間5月2日にニューヨーク市で開催する。教育分野に焦点を絞ったイベントになる見込みだ。
同社は4月12日、報道機関やアナリストらに招待状を発送した。
招待状には、開催日と場所以外にMicrosoft EDUイベントに関する具体的な情報は記されていない。しかしこれは、筆者が11日に伝えた「Bespin」というコード名で呼ばれるMicrosoftの春のイベントだと、断言してよさそうだ。
筆者の情報筋らによると、Bespinイベントは、Microsoftのまだ正式には発表されていない「Windows 10」の「Windows Cloud」版を中心としたものになるという。
Windows Cloudは、その名称とは裏腹に、クラウドとはほとんど関係ない。Windowsストアからインストールした「Universal Windows Platform(UWP)」アプリのみを実行するために設計されたWindows 10のバージョンで、「Windows RT」に似たようなものだ。
前にも報じたとおり、5月2日のイベントでは、期待されている「Surface Book 2」は発表されない。「Surface Pro 5」の発表も予定されていないと筆者は聞いている。ただし、スペックを少しアップグレードさせたSurface Pro 5を開発中というのは事実だろう。そして、もしまだ「Surface Phone」の発表を期待している読者がいるならば、あきらめてほしい(リリースされるとしても、筆者の現時点での予測は2018年以降だ)。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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