接客・営業職の7割以上がプライベートなSNSアカウントを「教えたことがある」

 ワークスモバイルジャパンは4月5日、「接客・営業職におけるプライベートSNSアカウントの業務利用実態調査」を実施したと発表した。調査は、18~49歳(男性412名、女性412名)の正社員、派遣社員、契約社員。条件は、所属企業の業務上、週3回以上の接客や顧客と接している人を対象に実施した。

 調査の結果、顧客からプライベートのSNSアカウントを聞かれたり、教えた経験があるかについて、76.5%が「教えたことがある」と回答。顧客からプライベートのSNSアカウントを聞かれる確率は、35.6%であるという。


 また、プライベートのアカウントを顧客に教えたと回答した人に理由を聞くと、42.4%が「業務上、断れない・断りづらかった」と回答し、38.8%は「業務上、教えたほうが都合が良いから」という結果になった。その上で、「業務と関係がない連絡がきたことがある」と答えた人は71.9%に上った。



 プライベートのSNSアカウントを聞かれたが、教えなかったと回答した人を対象に理由を聞くと、「業務と関係ないプライベートな連絡が来るのは嫌だから」が57.1%、「プライベート情報が流出してしまうから」が54.1%だった。


 回答者の所属企業において、プライベートのSNSアカウントを顧客に伝えないように対策しているのかについては、52.5%の企業で「業務で使用することを推奨されてはいないが、対策やルールがない」という。一方で、プライベートのSNSのアカウントを「対策やルールがなく、業務で使用することを推奨されている」企業も7.2%あるようだ。


 

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