オールアバウトは3月30日、日本テレビ放送網(日本テレビ)と資本・業務提携すると発表した。リクルートホールディングスとヤフーの保有するオールアバウトの株式を、日本テレビが取得する。これにより、日本テレビの株式所有割合は25.01%となる。
今回の提携では、オールアバウトと日本テレビの事業資源を相互に活用することで、新たなコンテンツ開発や情報サービスの提供、EC事業の拡大などを目指すとしている。
具体的には、オールアバウトの子会社でソーシャルメディア事業分野を担う「オールアバウトナビ」が運営し、Facebookで約450万人のフォロワーを持つ「Facebook navi」と、オリジナルコンテンツを保有するウェブメディアとのメディアアライアンスネットワーク「citrus」を通じて、日本テレビのコンテンツをソーシャルメディア上で流通させる。
また、同じくオールアバウト子会社でEC事業分野を担う「オールアバウトライフマーケティング」と、日本テレビの物販イベントによる共同事業の展開する。さらに、両社が持つユーザーIDや顧客基盤の連携、共同での新規事業開発など、インターネット領域において両社で事業を拡大するという。
オールアバウトでは、同件による2017年3月期の業績への影響はないとしているが、今後、公表すべき事項が生じた場合には、速やかに通知するとしている。
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