モトローラ・モビリティ・ジャパンは3月16日、SIMロックフリーのAndroidスマートフォン「Moto G5」と「Moto G5 Plus」を3月31日より発売すると発表した。予約は、3月16日からスタートしている。
Moto G5および、Moto G5 Plusは、SIMロックフリーのスマートフォンで好評だった前世代モデルを大幅に改良したMotoGファミリーの第5世代となるモデルだ。両機種とも、高級感のあるメタルボディ、高性能カメラ、終日駆動しても余裕あるバッテリ容量など、プレミアムな機能を備えながらも、買いやすい価格を実現。現在国内で拡大しているSIMロックフリー市場において、同社は「みんなのプレミアム」をキーコンセプトとしたMoto Gファミリーを提案するという。
共通の仕様として、どちらもファインゴールドとルナグレーの2色をラインアップ。また、Android OSのバージョンは、7.0となる。
両機種ともに、第4世代モデルで好評を得ているという、端末をひねってカメラ起動や振り下ろしてライト点灯が行える「Motoアクション」機能、指紋認証、ピュアAndroidなどはそのまま継承している。加えて、新たにスワイプで画面サイズを変更できる新機能や、指紋センサ上で指のフリック操作が行える「ワンポイントナビ」機能を搭載した。これにより、Androidの3ボタン操作が行えるため、画面上の3ボタンを隠し、より画面を広く使用できるようになる。
モトローラ・モビリティ・ジャパン プロダクトマネジャーの島田日登美氏は「違うっていいね」をキャッチコピーに展開すると説明。「Motoシリーズは“快適”“楽しい”がアピールポイント。使いやすさと快適さを追いかけていく」と語った。
Moto G5 Plusは、メインカメラに、高級カメラなどに採用されるセンサ技術「デュアルピクセル・センサー」を採用。これにより従来モデルに比べ約60%高速フォーカスが可能となった。また、開口値f1.7および、ピクセルサイズが大きくなったことにより、暗所撮影にも強くなっている。
また、自撮りが美しく撮れる「ビューティーモード」、ISO感度やシャッタースピードなどをマニュアルで調整できる「プロフェッショナルモード」などを搭載するなど、撮影支援機能にこだわった。
プロセッサには、Qualcomm Snapdragon 625(MSM8953)、2.0GHz オクタコア CPU/Adreno 506、650MHz GPU。メインメモリは、4Gバイト。内部ストレージは、32Gバイト。画面サイズは、5.2インチ(1920×1080ピクセル)。
メインカメラの画素数は、1200万画素。サブカメラの画素数は、500万画素。バッテリ容量は、3000mAh。サイズは、約150.2mm×74mm×7.7mm。重量は、約155g。価格は3万5800円(税別)。
Moto G5は、プレミアムな機能を採用しつつ、価格を抑えたスマートフォン。メインカメラの撮像素子は1300万画素で、高速オートフォーカスのPDAF(像面位相差オートフォーカス)を採用している。
プロセッサには、Qualcomm Snapdragon 430(MSM8937)、1.4GHz オクタコア CPU/Adreno 505、450MHz GPU。メインメモリは、2Gバイト。内部ストレージは、16Gバイト。画面サイズは、5インチ(1920×1080ピクセル)。
メインカメラの画素数は、1300万画素。サブカメラの画素数は、500万画素。バッテリ容量は、2700mAh。サイズは、約144mm×73mm×8.7mm。重量は、約149g。価格は、2万2800円(税別)。
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