Lenovo傘下のMotorolaは、「Moto」シリーズスマートフォンの最新モデルとなる5インチの「Moto G5」と5.2インチの「Moto G5 Plus」を発表した。いずれも金属素材の筐体を採用している。それぞれ2016年発売の「G4」と「G4 Plus」と同様の価格で販売するという。
Motorolaは、バルセロナで開幕するMobile World Congressに先立つ現地時間2月26日にプレスイベントを開催し、これを発表した。両機種は3月より南米、欧州、アジア太平洋地域、北米で発売される。5インチのG5は、2GBのRAMと16GBのストレージを搭載するモデルが199ユーロから。少し大きな5.2インチのG5 Plusは、2GバイトのRAMと32Gバイトのストレージを搭載するモデルが299ドルから、3GバイトのRAMと32Gバイトのストレージを搭載するモデルが279ユーロからとなっている。
G5は基本的に低価格の端末であるため、それほど魅力的な端末ではないが、G5 Plusに関しては、少なくとも世界の大半で販売される端末にはデュアルカメラ、指紋センサ、および、モバイル決済用のNFCが備わっており、特筆に値する。ただし、米国版のG5 Plusだけは奇妙なことにNFCを搭載していない。とはいえ、G5 Plusは間違いなくミッドレンジに位置する端末であり、主力級の製品のスペックを期待するべきではない。事実、搭載されているプロセッサはQualcommの「Snapdragon 625」だ。
また、Motorolaは「Moto Z」「Z Play」「Z Force」の各スマートフォン向けの新たな「Moto Mods」拡張モジュールも発表した。前回発表したModsは、プロジェクタや強力なスピーカ、さらに優れたズームカメラをMoto Zのラインアップに加えるものとなっていた。
最新のModsには、ワイヤレス充電や、高速充電を可能にするものがある。また、ゲームパッドも登場する。さらに、「Alexa」のユーザーに向けてAmazonがAlexaの機能を持つModsを2017年内にリリースする。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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