さらに、発売中のMoto Z(モトゼット)ファミリー用の拡張モジュール「Moto Mods(モト モッズ)」として、クルマに装着してナビのように使える「ビークル・ドック」、充電アダプタ「Wireless Charging」「Charging adapter」「turbo charger」についても発表した。Charging adapterは、15分の充電で8時間使えるようになるという。発売はこれから3カ月の間に展開する予定だ。
ビークル・ドックは、車のエアコン吹き出し口などにMoto Zファミリーの端末本体をマグネットで固定するためのモジュール。ワンタッチで着脱できるほか、オーディオ出力ポートと自動車からMoto Zファミリー本体への電源供給端子を備えている。価格が決定しているのはビークル・ドックのみで、9800円(税別)を予定している。
モトローラ・モビリティ・ジャパン 代表取締役社長のダニーアダモポウロス氏は、「グローバルのビジネスは、素晴らしい勢いを見せている。出荷は20%増加。Moto Gシリーズは、モトローラのスマートフォンの中でベストセラー。Moto ZファミリーのMoto Modsも好調。世界第4位(中国を除く)で、3位も見えて来ている。インドとブラジルではシェア2位」と好調ぶりをアピールした。
国内においても好調で、「Moto G4は発売から数週間でSIMフリーのシェア1位を獲得。8週間1位を守った」と語る。SIMフリーのスマートフォン市場は今後も成長を続けるとし、Moto Gファミリーでさらなるシェアの拡大を目指すと説明した。
一方で、「単一の商品だけですべての市場を満足させるのは難しいこと。日本のMoto Zファミリーユーザーのうち43.5%が“Hasselblad True Zoom”を購入している。世界の中でももっとも高い割合。市場が違えば、ユーザーが何を重視しているかも変わってくる」と説明。
また、「コンセプト段階だが、日本特有のModsも考えており、それをどう市場に出していくのかを議論中。たとえばテレビのフルセグ、FeliCaのMods、ガイガーカウンターの3つが考えられる。消費者が求めるものに合わせて、このように対応がしやすいのがModsの特徴」とし、今後の展開について明かした。
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