2016年のウェアラブルデバイス出荷は25%増--Fitbitが首位維持

Dan Graziano (CNET News) 翻訳校正: 編集部2017年03月03日 12時20分

 IDCは米国時間3月2日、世界ウェアラブル市場に関する最新のレポートを公開した。スマートウォッチやフィットネストラッカーなどウェアラブルデバイスの2016年第4四半期の出荷台数は、前年同期比で16.9%増加し、過去最高の3390万台に達したという。2016年通年の出荷台数は25%増の1億240万台となった。


提供:IDC/CNET

 IDCのウェアラブルチームのリサーチマネージャーを務めるRamon Llamas氏は、プレスリリースの中で、「あらゆるテクノロジ市場と同様に、ウェアラブル市場は変化している。ベーシックなウェアラブルは、歩数を記録する単一目的の端末として始まったが、複数の健康およびフィットネス機能とスマートフォン通知を融合した多目的のウェアラブル端末に姿を変えている。それは大半のスマートウェアラブルとの境界線を曖昧にするほどの変化であり、今や第1世代のスマートウォッチと大半のフィットネストラッカーの間にほぼ違いはない」と述べた。


提供:IDC/CNET

 Fitbitは2016年、2250万台を出荷して22%の市場シェアを獲得し、首位に立った。また、AppleとGarmin、サムスンの合計出荷台数を上回った。2位は中国のXiaomiだ。安価なトラッカーで継続的な成功を収めているが、その成功は依然として中国国内に限られている。Xiaomiの市場シェアは15.4%で、Apple(10.5%)やGarmin(5.9%)、サムスン(4.3%)といった業界大手企業を上回った。


提供:CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]