Googleは米国時間1月5日、「Google Fit」やAppleの「ヘルスケア」を「Googleカレンダー」のフィットネス目標と連携させる機能を追加したことを発表した。このアップデートに関する投稿には、「連携を実行すると、ユーザーのお気に入りのフィットネスアプリのアクティビティが記録される。ユーザーが目標を達成したら、そのデータを使って、Googleカレンダーの目標のステータスが自動的に『完了』に変更される」と書かれている。
今回のアップデートが施される前、ユーザーはフィットネスアプリを使って自分のアクティビティを追跡している場合でも、目標を達成したら、Googleカレンダーで手動で「完了とする」をクリックする必要があった。
Googleは2016年にゴール機能を発表し、ユーザーが忙しいスケジュールの中で、運動する、家族と時間を過ごす、スキルを高める、といった目標を達成する時間を見つけられるように支援すると約束した。この機能は、機械学習(同社が検索結果の提供、さまざまな言語の翻訳支援、写真内の物体の識別に使用しているのと同種のアルゴリズム)を使って、ユーザーが目標達成に取り組むのに最適な時間帯を割り出し、それをカレンダーに記入する。
その時間帯と重なる予定が発生した場合、あるいはユーザーがいつも遅れている場合、カレンダーは目標達成のための時間帯を自動的に変更する。例えば、毎朝6時半にジョギングするという目標を設定したが、実際には7時15分まで身体を動かさないことがほとんどである場合、カレンダーはユーザーに代わって目標達成のための時間帯を変更してくれる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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