HPは、3Dスキャン対応PCの第2世代「Sprout Pro」を発表した。2Dと3Dのスキャナに加えて、プロジェクタ、カメラ、タッチマット(スタイラス付き)を搭載し、スキャンするだけでなく、スキャンしたオブジェクトの操作までをこなす。3Dプリント作業に必要なものがすべてそろったようなコンピュータだ(もちろんプリンタは搭載していない)。
HPはCES 2017で、多くの新しいコンピュータやモニタと一緒にSprout Proを発表したが、筆者は数週間前に、サンフランシスコの非公開イベントでSprout Proを目にした。
調理済みサンドイッチを注文するよりも手早くおもちゃのカエルをデジタル化できるマシンに、自分がこれほど魅了されるとは思ってもいなかった。そんな筆者がイベントでは、Sprout Proを使って、決して訪れることのないポルトガルの小売店の、買うことのない電気器具をカスタマイズするのを楽しんだ。
HPは(数年前から作っている)Sproutシリーズを、製造、小売り、教育のどの分野でも使いやすく入手しやすいコンピュータ製品ラインにしようとしている。
価格と発売時期は2017年3月に発表される見込みだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス