企業向けに拡張現実(AR)や仮想現実(VR)用のスマートグラスを開発しているOsterhout Design Group(ODG)が5800万ドルを調達し、製品ライン拡大の準備を整えた。
ODGのシリーズA資金調達ラウンドには、Shenzhen O-film Tech、Vanfund Urban Investment & Development、および複数の個人投資家などが参加した。
ODGは、家電見本市「CES 2017」で披露する予定の新製品の完成、特許ポートフォリオの拡充、および世界規模での人材採用にこの資金を活用するとしている。ODGのスマートグラスは、単独で利用することを意図した高性能コンピュータで、GPS/IMUベースのナビゲーション、3D表示などに対応している。
これまでのところ、ODGのスマートグラスは主に、テレプレゼンス、テレメンテナンス、遠隔修理などに使われている。主な特徴を以下に挙げる。
ODGの最高経営責任者(CEO)であるRalph Osterhout氏は発表の中で、米国政府や企業の特化型アプリケーションに向けたスマートグラスに引き続き注力しつつも、一般消費者を対象とする幅広い市場に向けた製品にも手を伸していくことを示唆している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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