Strategy Analyticsの最新の調査によると、2016年第3四半期の世界スマートフォン出荷台数は3億7500万台となり、「Android」OSが88%のシェアを占めた。同四半期は、スマートフォン出荷台数の前年比増加率でも過去最高を記録した。「Androidが伸びた一方で、主な競合プラットフォームはすべてシェアを落とした」とStrategy AnalyticsのLinda Sui氏はプレスリリースに記した。
「Appleの『iOS』はAndroidに押され、(市場)シェアが12%に減少した」という。中国とアフリカで販売が「振るわなかった」ことが要因だという。「BlackBerry」とMicrosoftの「Windows Phone」 は「ほぼ姿を消した」という。
Androidの優勢は「覆しようがない」ように見えるが、スマートフォン市場では数えきれないほどのメーカーが製品を開発する中で利益を生み出しているメーカーはほとんどなく、Androidも課題に直面している。Google製の新しい「Pixel」製品は、Android端末の人気を押し上げてきたハードウェアパートナー企業に打撃を与えているとStrategy Analyticsは述べた。
2016年第3四半期のスマートフォン出荷台数は3億7500万台で、前年同期の3億5420万台から6%増となった。Androidを搭載するスマートフォンの出荷台数は10.3%増加し、AppleのiPhonesは5.2%減少した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス