ジャストシステムは10月26日、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した「定額制し放題サービスの満足度に関する実態調査」の結果を発表した。調査期間は10月21~23日。調査対象は、スマートフォンを所有する20~50代の男女。有効回答は1104人。
定額制の電子書籍読み放題サービスを知っていると回答した人のうち、「より魅力的な、新サービスの登場を期待する」人は27.5%、「より魅力的な、新サービスの登場をまあまあ期待する」人は25.9%、「定額制書籍読み放題サービスにはあまり期待しない」人は13.5%、「定額制書籍読み放題サービスには期待しない」人は21.1%だった。「あまり期待しない」「期待しない」の合計は34.6%となり、3人に1人があまり期待していないことになる。
定額制動画見放題サービス利用者のうち、「とても満足している」人が28.6%、「まあまあ満足している」人が58.0%で、あわせて86.6%の人が満足している結果となった。
定額制音楽聴き放題サービスの「無料トライアル」を現在利用している人のうち、「有料プランへ移行する予定」の人は8.1%、「迷っている」人が51.2%、「あまり移行したくない」人が19.8%、「移行しない」人が18.6%という結果になった。「あまり移行したくない」「移行しない」を合計すると38.4%の人が有料プランに対して後ろ向きな感想をもっていることがわかる。
動画、音楽、書籍のいずれかの定額制サービス利用経験者(無料、有料を問わず)のうち、「無料で楽しめる機能や期間が不十分で、有料プランを契約する気になれないサービスが多い」と感じている人は56.1%(「あてはまる」と「ややあてはまる」の合計)になった。
さらに、「新しいサービスが発表されたとしても、既存サービスに魅力がないのであまり期待する気になれない」と考えている人は、51.2%(「あてはまる」と「ややあてはまる」の合計)という結果になった。
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