MMD研究所は10月6日、「2016年9月格安SIMサービスの利用動向調査」の結果を発表した。調査期間は9月26日~10月3日。調査対象は、15歳から69歳の男女。有効回答は、3万5161人。
まず、格安SIMサービスの利用について聞いたところ、利用していると回答した人は14.7%だった。
格安SIMを利用していると回答した人(N=5171)を対象に、メインで利用している格安SIMサービスを聞くと、利用率が最も高かったのは「楽天モバイル」で20.7%、次いで「OCNモバイルONE」が13.5%、「IIJmio」の9.2%と続いた。
さらに、メインで利用している格安SIMサービスの契約プランを聞いたところ、音声通話プランを利用しているとの回答が53.8%、データ通信プランを利用しているとの回答は46.2%だった。
契約プラン別に利用している格安SIMサービスを見てみると、音声通話プラン契約者(N=2782)が利用している格安SIMサービスは、楽天モバイルが最も高く27.8%、次いでmineoが10.0%、OCNモバイルONEが9.4%となった。
一方、データ通信プラン契約者(N=2389)が利用している格安SIMサービスは、OCNモバイルONEが最も高く18.3%、楽天モバイルが12.3%、IIJmioが10.3%だった。
格安SIMサービスを利用している人(N=5171)を対象に、メインで利用している格安SIMを挿しているデバイスを聞いたところ、Androidスマートフォンが52.8%で最も高く、次いでiPhoneが27.2%、タブレットが10.6%、モバイルルーターが7.9%となり、利用者の8割がスマートフォンで利用していることがわかった。
格安SIMを挿しているデバイス別に利用している格安SIMサービスを見てみると、Androidスマートフォン利用者(N=2732)、iPhone利用者(N=1408)、その他(N=70)は楽天モバイルの利用が最も高く、タブレット利用者(N=550)、モバイルルーター利用者(N=411)は、OCNモバイルONEの利用が最も高いという結果になった。
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