Bizcastは10月5日、JTB国内旅行企画にYouTuberと企業のマッチングプラットフォーム「BitStar(ビットスター)」を利用したプロモーションが起用されたと発表した。
国内旅行・ツアー予約の「エースJTB」では、これまで9割がリアル店舗、1割がインターネットからの申し込みだったため、店頭販売強化の施策を実施してきたという。しかし、20~30代の若年層の中では、店舗まで足を運ばずインターネットで情報を収集し、予約まで完了するケースも増えていることから、いかに若年層にリーチして認知度を上げるかが課題になっていたと説明する。
そこで今回、エースJTBの商品「サンキューチョイス」で提供する2泊3日の東北の旅を、BitStarの人気YouTuberが紹介。料理やサービス、ホテルの室内などを深く知ることができる動画を3回配信した。
その結果、パッケージツアー自体の認知度が上がり、若年層へのリーチにも成功したという。具体的には、サイトへの1日のアクセス数(PV)は7倍、サイトでの滞在平均時間は約4倍、コンバージョン率は2倍まで上がったとのこと。また、サンキューチョイスのサイトは、約半数がPCからの流入だったが、施策実施後はスマートフォンユーザーの割合が7割強となったという。
JTBでは東北の旅を配信後、北海道での旅動画も配信。今後は九州、沖縄など全国展開も進めていく予定だという。
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