グーグル、「iPhone」のストレージ容量の少なさをからかう動画を公開

Chris Matyszczyk (Special to CNET News) 翻訳校正: 佐藤卓 吉武稔夫 (ガリレオ)2016年08月09日 11時07分

 Googleは気にかけてくれているようだ。

 誰を気にかけているのかと言えば、「iPhone」ユーザーのうち、現代の生活にはややそぐわない16Gバイトのストレージしか備えていないモデルを使っている人たちのことだ。

 今や人々は頻繁に自撮りをしている。こんなわずかなストレージでは、どうやってすべての写真を1台のスマートフォンに保存できるのだろうか。

 そんなユーザーへの同情を示すために、GoogleはiPhoneのストレージ容量をからかう広告動画を公開し、自撮り写真を保存できなかったときのユーザーの思いを再現してみせた。


 動画に登場する人々は、今まさに人生最高の瞬間を撮影しようとしている。ところが、スマートフォンのストレージ容量不足のために、撮影が突然中断されてしまう。

 もちろん、この広告で実際にiPhoneの名前が出てくるわけではない。だが、画面に表示される警告メッセージは、iPhoneのメッセージにとてもよく似ている。

 「Googleフォト」アプリの「空き領域を増やす」機能さえあったら、すでにクラウドにバックアップが保存されている写真がスマートフォンから自動的に削除されていたはずだったというわけだ。

 この機能のおかげで、ユーザーはさらにたくさんの自撮り写真を撮影し、友達に無視されるほどFacebookに投稿できるようになる。

 米CNETはAppleにコメントを求めたが、回答は得られていない。

 だが、おそらくクパチーノにいるApple社員の1人か2人はこう思うのではないだろうか。「それならGoogleは、素晴らしいスマートフォンを最近1つでも作ったのだろうか」と。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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