ランサーズは8月1日、セガゲームス セガネットワークス カンパニー(セガネットワークス)と、企業のデジタルマーケティング支援を目的とした合弁会社「クロシードデジタル」を設立すると発表した。
ランサーズではこれまで、クラウドソーシングを活用した企業向けソリューションサービス「ランサーズ for ビジネス」において、コンテンツマーケティング支援に取り組んでいた。加えて、コンテンツをもとにオーディエンスデータを生成する「Quant(クオント)」も提供している。
一方のセガネットワークスでは、マーケティング支援サービス「Noah Pass(ノアパス)」を通じ、ゲーム事業会社に対して無料で利用できるアプリ間相互送集客システムや、ゲーム内課金以外の収益化機会を提供。6月時点で、累計接触端末数1.4億、ゲーム開発会社を中心としたパートナー企業135社、タイトル数784タイトルの規模をもつという。
同時にゲームユーザーへのプロモーションを希望する企業向けには、O2Oサービスを含む広告メニューを開発・提供している。
両社は、合弁会社においてこれらのサービスを連携し、データ活用、送客/広告配信、制作/運用、 ビジネスマッチングといった企業のマーケティングを支援するとしている。
第1弾として、ゲームキャラクターの情報データベースサービス「Expi(エクスピ)」の提供をゲーム事業会社向けに8月1日より開始。また、今後同サービスと親和性の高いウェブメディアを連携したネットワークを創出し、ゲーム事業会社、異業種企業双方のデジタルマーケティング活動を支援するサービスを提供する予定だという。
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