自動車メーカーらは徐々に、さらなるスマートフォン接続機能を車両に搭載し始めているが、Appleの「CarPlay」とGoogleの「Android Auto」を全車種で提供すると決めたメーカーはまだなかった。米国時間7月25日、その状況に変化が訪れた。Fordが、同社の軽自動車と大型車の2017年モデル全車両で、CarPlayとAndroid Autoの両方に対応予定の車載システム「Sync 3」を提供すると発表したためだ。
それでも、このような技術を搭載する車両数が最も多い企業はFordにはならない。それはやはりGeneral Motorsになる見込みだ。しかし、1年のうちに全車種にこの機能を追加するメーカーはFordだけとなる。対象車種は、約22のFordとLincolnの2017年全モデルだ。
Sync 3は、あまり評判の高くないインフォテインメントシステム「MyFord Touch」に代わって搭載される。MyFord Touchは、集約されたすべての機能を実用的かつ直接的な方法で実装できていなかった。Sync 3には格段にシンプルな方法が採用されており、Chryslerの「Uconnect」システムに似た方法で実装されている。2017年モデルの全車種に標準で装備されるわけではないが、全車種に装備可能となる予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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