Googleは米国時間7月21日、サンディエゴで開催されたComic-Conで、「Google Play Books」の新機能「Bubble Zoom」を披露した。スマートフォンやタブレットの音量調節ボタンを押すと、ふきだしが自動的に拡大される機能だ。
この大規模なファン向けコンベンションには、13万人を超える参加者が集まった。
Googleによると、この新機能に「機械学習」の技術を利用しているという。Bubble Zoomは、ページ上のふきだしやパネルを自動的に認識することで、その表示を変えることができる。
Google Play Booksを担当するソフトウェアエンジニアのBrady Duga氏はBubble Zoomを紹介するビデオの中で、「われわれは形やオブジェクト、画像を検出することが可能で、その能力は非常に優れている」と述べた。「基本的には、視覚的要素が詰まった場面の中から重要な情報を抽出している」(Duga氏)
Googleは現在、「Android」搭載端末上のGoogle Play Booksアプリで「Bubble Zoom」をプレビュー公開している。現時点では英語に対応し、MarvelとDCのコミックでのみ利用可能だ。
Googleは、Google Play StoreでMarvelとDCの一部のコミックを7月24日まで50%オフ(プロモーションコード「SDCC2016」)で販売すると述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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