私の職場は東南アジア

タイの現地スタッフと切磋琢磨し奮闘--MicroAd Thailandの日本人女性3人に聞く

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 この連載では、日本から東南アジアに拠点を移し、テクノロジ企業で働く女性を紹介していきます。赴任、転職、起業など、さまざまなきっかけで新たなキャリアの一歩を踏み出した彼女たちに、仕事の奮闘や自身の将来、海外で暮らすことなどについて聞きます。

 今回は、インターネット広告事業を主力とするマイクロアドのタイ現地法人であるMicroAd Thailandで働く3人の女性が登場。現地法人の全体を率いるマネジャーの山田果歩さん、営業チームリーダーの吉村茜衣さん、2016年4月に新卒で入社したばかりの達川由貴さんです。

左から達川由貴さん(2016年新卒)、山田果歩さん(2013年新卒)、吉村茜衣さん(2015年新卒)
左から達川由貴さん(2016年新卒)、山田果歩さん(2013年新卒)、吉村茜衣さん(2015年新卒)

 3人とも入社3年以内の若手社員にもかかわらず、タイ企業や現地に進出するグローバル企業、日系企業に同社の広告プラットフォームを提供し、業績向上に貢献しています。そんな彼女たちに、東南アジアでの仕事や生活について聞きました。

伸び盛りのタイで感じる醍醐味

――まず、MicroAd Thailandの業務内容と最新の実績を教えてください。

山田さん タイでの主な業務内容は、自社の広告プラットフォーム「MicroAd BLADE」の営業と顧客サポートです。(2015年3月の)創業から5カ月後の2015年8月には単月黒字化を達成し、その翌月には売り上げが27倍にまで成長するなど順調に推移し続けています。

 顧客層の割合は、日系企業4割、グローバル企業3割、地場企業3割。業種は、自動車、電機、食品をはじめ、さまざまな企業に導入いただいています。

――日本本社と比べて業務内容に違いはありますか。

山田さん MicroAd BLADEの営業だけでなく、デジタルマーケティング全般の企画提案が求められるところです。

 タイのデジタルマーケティング市場は伸び盛り。一方、競合企業はそれほど多くはありません。そのため、弊社のサービスを導入していただくにあたり、GoogleやFacebookなど他社の広告プラットフォームを活用したマーケティングや動画広告の作成、インフルエンサーを起用しての広告展開など幅広く相談されることがあります。

 日本本社が培ってきたノウハウをタイで生かすことに加えて、新しい施策に挑戦できることにも面白さを感じています。

吉村さん 日本で広く知られるグローバル企業に提案する機会をいただけることもあります。そういうときは、今までの固定観念に縛られない企画を求められることが多いため、特に醍醐味を感じられますね。

――好調の要因は何でしょう。

山田さん タイは、弊社の東南アジアにある各拠点のなかで最も立ち上げから黒字化までのスピードが早かったのですが、市場が成長していることに加えて2つの要因が考えられます。

 1つは、営業力。特に立ち上げ期に日系大手菓子メーカーからデジタルマーケティング案件を受注したことが弊社の大きな実績となりました。もう1つが、優秀なローカルスタッフを採用できたこと。現在、私たち3人の他にタイ人の従業員が12人働いています。そのほとんどが20代の女性でいつも社内が明るく、お互いに切磋琢磨できる間柄です。

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