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「Google Home」が狙うコネクテッドホーム市場--「Amazon Echo」対抗馬登場で増す競争 - (page 2)

Ben Fox Rubin (CNET News) 翻訳校正: 編集部2016年05月27日 07時30分
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 この戦いにおいてGoogleが有利なのは、人気アプリの包括的なラインアップを擁することだ。それには、「Google Map」「Google Photos」「Google Calendar」、そして、Nestのスマートホームデバイスがある。また、「OK Google」または「Google Now」として知られるGoogleのデジタルアシスタントは「Android」端末やGoogle検索アプリに既に搭載されている。これらの製品を使用が簡単な音声制御式スピーカにまとめられるデバイスを持てば、Echoと張り合える。たとえば、Google幹部は、Google HomeがNest製デバイスの制御や「Google Chromecast Audio」対応スピーカを備えたさまざまな部屋での楽曲再生に使われるようになると述べた。

 しかし、Echoは、Nest製デバイスやGoogle Calendarと既に連携するとともに、聖書の朗読からUberを使った配車に至るまで、300以上の異なる機能を搭載する。

 「Googleにとって、いくらか差を詰める必要があるのは確かだ」とGartnerのアナリストBrian Blau氏は述べる。「1番手でないことは、さほどデメリットではない。時間がかかり過ぎれば不利になるが、今のところ、時間がかかり過ぎているという状況ではないと思う」(Blau氏)

 Amazon関係者に本記事に関するコメントを求めたが、直ちには回答は得られなかった。

 Google Homeは、異なる素材や色でカスタマイズでき、ユーザーは、Echoが対応する範囲よりも幅広い質問をできる可能性がある。これは、Googleのデジタルアシスタントが同社の強力な検索プラットフォームとつながっているためだ。

 「われわれは、ユーザーがGoogleと持つことができる対話への入り口を新たに1セット作り出しているところだ」とGoogleで検索エンジニアリング担当幹部のScott Huffman氏はインタビューで述べている。「その焦点は明らかに、自然な会話を持つというこのアイデアに合わせられている」(Huffman氏)

 Googleのアシスタント機能は機械学習の力を借りながら、特定ユーザーの好みや行動パターンを学習してゆく。Google Homeを起動させるキーワードとして「OK Google」が当初は使われるが、「Hey Google」といった他のオプションも追加される。

 ユーザーは、Google検索の履歴と同程度にプライバシーを制御できるようになるので、Google Homeに対する一部またはすべてのクエリを削除することが可能だ。

 Googleは、この新しいデバイスの価格をまだ発表していない。Echoは180ドルだ。

 Googleの新しいスピーカの登場により、音声制御に対応したデバイスの開発がさらに進み、それによって、リモコンやタッチ画面を使用しなくても複雑な命令のセットをユーザーが簡単に操れるようになる可能性がある。Appleは、同社のデジタルアシスタントSiriをより多くのデバイスに追加するよう取り組んでおり、Microsoftには「Cortana」というプラットフォームがある。

 「会話型ユーザーインターフェースの未来は非常に明るい」とGartnerのBlau氏は述べる。「家に向かって語りかけることは今日、支持を得ているようだ」(Blau氏)

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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