家族の言い争いだけでは不十分と言わんばかりに、音声で作動する各社のスマートホームスピーカーが、キッチンやリビングルームで互いに怒鳴り合うことになりそうだ。
そう、「Amazon Echo」と競合する製品をGoogleが準備しているだけでなく、The Informationの記事が事実なら、Appleからも同等の製品が姿を見せる(そして声を出す)ことになるかもしれない。
The Informationによると、このデバイスは、人気の高い「iPhone」の音声アシスタント「Siri」で動作するほか、数ある機能の中でもとりわけ、Appleの「HomeKit」プラットフォームに対応する各種アプライアンスの電源を入れたり切ったりできるようになるという。ただし、このガジェットは当面は登場しないかもしれない。これはどちらかと言えば長期的なプロジェクトだと、同記事は伝えている。
一方で、AppleはSiriを外部の開発者に開放して、この音声アシスタントをサードパーティーのアプリに組み込めるようにすると、The Informationの記事は付け加えている。これは、早ければ2016年6月に開催されるAppleの年次カンファレンス「Worldwide Developer Conference(WWDC)」で実現する可能性がある。
Appleはコメントを控えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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