サイバー、ネットマーケティングの専門組織「次世代ブランド戦略室」設立

 サイバーエージェントは5月24日、ブランド広告企業のインターネットマーケティングを支援する専門組織「次世代ブランド戦略室」を設立したと発表した。

 次世代ブランド戦略室では、従来のマス広告では実現しづらかったブランド広告効果を、インターネットマーケティング領域のテクノロジを用いることで可視化。スピーディーな効果検証の元、同社が強みとする広告運用力とクリエイティブ力を活かし、広告効果の最大化を図るとしている。

 また、同社とテレビ朝日との合弁会社が提供するインターネットテレビ局「AbemaTV」の動画広告商品の販売にも注力する。インターネットマーケティングを基軸に、戦略立案から企画、メディアプランニング、クリエイティブ、広告運用に至るまで、サイバーエージェントの実績を活用。ブランド広告企業の課題解決と広告効果の向上をサポートするとしている。

 国内のインターネット広告費は1.1兆円を超え、中でもスマートフォン広告は2020年には7500億円を超える規模に成長するとの見方もある。その中で同社は、動画広告やインフィード広告が各々2000億円を超す規模に到達すると予測する。動画広告においては、従来、テレビCMなどのマス広告を中心に広告を出稿してきたブランド広告企業の活用が進んでいることから、次世代ブランド戦略室の設立に至った。

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