グランドデザインは5月23日、transcosmos Thailandと共同で、スマートフォンオムニチャネルプラットフォーム「Gotcha!mall(ガッチャモール)」をタイで提供開始した。1年以内にタイ国内で100万ユーザーの獲得を目指すとしている。
Gotcha!mallは、スマートフォンから店舗への来店と購買を促すオムニチャネルプラットフォーム。多くのユーザーが利用するコンビニエンスストア、スーパー、ファーストフードなどの小売店、飲食チェーンなど、生活に密着した店舗をモールとして取りまとめ、クーポンの取得から管理、利用までを一元化。ユーザーはGotcha!mallから、複数店舗の商品を購入することができる。
Gotcha!mallでは、独自のゲーミフィケーションやデータマネジメントにより、ユーザーと店舗の双方に個別最適なクーポンをマッチング。独自開発のAIにより、精度・成果の向上を図っている。また、「購買コンバージョン」モデルを基盤に、クーポン利用ログやPOSレジとの連動により、費用対効果が明確な購買促進が可能だとしている。
同社では、アジア全域の生活者と店舗を結びつけるプラットフォームとして、ASEAN各国、東アジアなどで4000万ユーザーの獲得を目指しており、タイを中核エリアとして位置づけている。
バンコクには120を超えるショッピングモールがあり、タイの人口、購買力、海外からの観光客など、長期的な成長を予想。このような背景から、transcosmos Thailandおよび、同社の資本・業務提携先でもあるタイの財閥大手SAHA GROUPと連携。同グループのネットワークを活かし、タイでの展開を加速する。
さらに、タイとアジア各国との観光客の往来も増えており、タイのユーザーが他国を訪れた際、また他国のユーザーがタイを訪れた際にもGotcha!mallを利用できるよう、展開国の拡張と仕組みづくりにも注力する。
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