携帯電話、ソフトウェア、無線関連の知的財産をめぐって、ほとんどの大手テクノロジ企業が互いに訴えを起こすようになったのはいつのことだったか覚えているだろうか。MicrosoftとGoogleはそうした戦いの終結を宣言した。
MicrosoftとGoogleは2015年9月、長きにわたる知的財産権訴訟で和解に合意したが、双方の関係者が米国時間4月22日、Re/codeに述べたところによると、今後両社は、規制当局に訴えを申し入れることもやめるという。
Microsoftの関係者は、「Microsoftは、法的な優先事項が変わったことを反映し、Googleに対する提訴を取り下げることに合意した」と記した。「われわれは、事業や顧客のために精力的に競争することを重視していく」(Microsoft)
Googleも同様の声明を出している。
「われわれ2社は精力的に競い合っているが、法的手続きという手段ではなく製品に関することで競争したい」とGoogleは述べた。「したがって、われわれは知的財産権での合意を受け、法的な訴えを互いに取り下げることで新たに合意した」(Google)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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