GartnerによるとPCの出荷台数は、2016年第1四半期に10%近く減少したという。米ドルに対する通貨変動が出荷台数減少の大きな要因だった。
Gartnerによると、第1四半期のPC総出荷台数は6480万台だったという。PC総出荷台数が6500万台を下回ったのは、2007年以来初めてのことだ。
その一方で、Gartnerは、2015年第4四半期からの過剰在庫があるようだと述べた。すべての地域で出荷台数が減ったが、中南米の出荷台数は32.4%減少した。ブラジル経済の諸問題が主な原因だ。さらに、新興市場でのPCの普及も進んでいない。
ベンダー別に見ると、ASUSとApple、Dellの業績が最もよかったが、基本的に3社とも2016年第1四半期の出荷台数は前年同期比で横ばいだった。
米国では、DellとLenovoの第1四半期出荷台数が前年同期比で増加を記録した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス