マイクロソフトのボット戦略--各部門の取り組みを探る

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 中村智恵子 高橋朋子 (ガリレオ)2016年04月12日 11時39分
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 Microsoftは先日の同社開発者会議「Build」において、今後ボットを中心とした戦略を進めていくことを明らかにした。それからの2週間、筆者はMicrosoftのアプローチについて理解を深めるため、Buildで開かれたボット関連セッションの記録や各種のリンクをチェックしてみた。

 Microsoftがボット開発の中核にすえるのは「Microsoft Bot Framework」だ。これは3つの構成要素からなる。1つめは、ボットを「C#」または「Node.js」を使って構築したい開発者向けの「Bot Builder SDK」(GitHubでホスティング)、2つめは、テキストメッセージやSMS、「Office 365」メール、「Skype」「Slack」「Telegram」「Kik」などのサービスに向けたボットの登録、接続、公開、管理を行うための「Bot Connector」、そして3つめは、Bot Frameworkで開発されたボットを集める「Bot Directory」だ。

 Microsoft Bot Frameworkは2週間前からプレビュー版が公開されている。現在、開発者は同フレームワークを通じて、テキストメッセージやSMS、Office 365メール、Skype、Slack、「GroupMe」、Telegram、およびウェブ(組み込み可能なチャットコントロールを利用)に対応したボットを構築することが可能だ。Microsoftは2016年末までに同フレームワークの一般公開を予定している。

 MicrosoftはBot Frameworkに関するQ&Aページで「中核となるBot Frameworkには、Microsoft Technology and Research内のFUSE Labs主導で2015年夏から取り組んでいる」と述べている。しかし実際のところ、筆者は2013年時点ですでにFuse Labsチームの初期のボット研究を確認している。

Bot Connector
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