「iPhone SE」を発表したアップル、2015年の4インチiPhone販売数は3000万台超

Terry Collins (CNET News) 翻訳校正: (ガリレオ)2016年03月22日 14時14分

 Appleは米国時間3月21日、カリフォルニア州クパチーノの本社で開催したイベントで、「iPhone」の4インチ版「iPhone SE」を発表した。なぜ画面の大きな「iPhone 6」と「iPhone 6S」とは別にiPhone SEを作るのか。Appleは2015年、4インチのiPhoneを3000万台以上販売したのだ。

 Appleの製品マーケティング担当バイスプレジデントであるGreg Joswiak氏は、「小さめの携帯電話を好む人たちがいる」と説明した。「そうした多くの顧客にとって、それが最初のiPhoneであることがわかった。4インチの製品を当社のラインアップに残して欲しいという声、さらには強い要望があった」と同氏は語った。

 Appleは同イベントで、こうした小型iPhoneの販売台数以外にも注目すべき数字をいくつか発表した。

  •  Appleのマーケティング担当バイスプレジデントPhil Schiller氏は、9.7インチの新しい「iPad Pro」を紹介する中で、Appleは9.7インチのディスプレイを搭載したiPadを2億台以上販売したと語った。

 Schiller氏は9.7インチについて、「これが最も人気のあるタブレットのサイズだ」と語った。Appleは12.9インチのiPad Proを11月に発売したばかりだ。さらに小型の「iPad mini」も販売している。

 Appleの開発者向け情報によると、「iOS 8」を使用しているデバイスは16%、それ以前のバージョンを使用しているデバイスは5%となっている。

Appleは2015年、4インチのiPhoneを3000万台以上販売した
提供:Screenshot by CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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