仮想現実(VR)コンテンツ向けのシンプルなビューア「Google Cardboard」の人気を集めており、いわゆる没入型体験において、より興味深い実験的取り組みの1つとなる可能性がある。
Microsoftの「HoloLens」やFacebookの「Oculus Rift」が大きな注目を集め、ニュースを賑わす中、GoogleはシンプルなVR製品「Cardboard」を発売している。Cardboardは公開から1年7カ月を経て、出荷数が500万台を超えたとGoogleが発表した。
また、Googleは米国時間1月27日付けで投稿したブログ記事の中で、「Google Play」にあるCardboard向けアプリがインストールされた回数が2500万回を超えたことも明らかにした。さらに、VRのモードで視聴されたYouTube動画は計35万時間以上に達しているという。
Googleは2015年10月、以前より使いやすい開発者向けSDKを提供したことで、Cardboard向けのアプリやコンテンツの多くが勢いを拡大し、年末に向けて加速した。GoogleのCardboardに対するアプローチは、Androidの開発者、Androidのインストールベース、それに低価格なプレイヤーをよりどころにしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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