UPDATE Microsoftは「Office for Mac」を使用するユーザーに対しても、希望すれば「Office Insider」プログラムに参加して一部の新機能をテストできるようにした。
Microsoft関係者らは米国時間1月21日、同社が2015年に「Office for Windows」と「Office for Android」のテスター向けに提供しているOffice Insiderプログラムを「Mac」ユーザーにも提供開始したと述べた。
(Microsoft関係者らに問い合わせたところ、Macユーザー向けにOffice Insiderプログラムを提供開始したのは実際には数週間前のことだという。ただ21日に初めてブログに記したというだけである)
ユーザーは、Mac上の「Microsoft Auto Update」(MAU)ツールから「Office Insider for Mac」プログラムへの参加を申し込むことができる。詳細については、Office.com/insiderを参照してほしい。
Microsoft関係者らによると、Office Insiderプログラムは、正式リリースのわずか1〜3週間前に機能のテストを希望するユーザーを対象にしているという点において、「Windows Insider」とは少し異なるという。Windows Insiderの参加者は、「Windows 10」に搭載される可能性がある新機能を一般提供の数カ月前と思われる時期にテストする。
またOffice Insiderは、「Office 365 First Release」とも異なる。Office Insiderは「Office」クライアントおよびアプリ技術を対象とするのに対し、First Releaseプログラムは、クライアント以外の範囲にもわたるソフトウェアやサービスのテストを担当する「Office 365 Business」と「Office 365 Enterprise」のユーザーを対象とする。
Microsoft関係者らは21日、2007年からOffice for Windowsに搭載されていたデジタルインクツールを「iPad」と「iPad Pro」用の「Office」に追加したことも発表した。iPadとiPad Pro用のOfficeを使用するユーザーは1月21日から、「Word」「Excel」「PowerPoint」「OneNote」のアップデート版においてこのインク機能を利用することができる。
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