Microsoftは米国時間9月22日、「Office」スイートの完全版であるWindows向け「Office 2016」の一般提供を開始した。
Microsoftは5月、「Windows 7」「Windows 8」「Windows 10」搭載PCおよびノートPC向け同スイートにおける最初のパブリックプレビューを公開していた。テスターらは同スイートのプライベートプレビュー版のテストに2014年から取り組んできていた。
完全版のWindows向けOffice 2016スイートには、「Word」「Excel」「PowerPoint」「OneNote」「Outlook」「Project」「Visio」「Access」が含まれている。
今回のリリースには大きな新機能が多数含まれているというわけではない。Microsoftは、Windows向けOfficeの新バージョンに向けて、チームによるコラボレーション機能に注力してきた。同スイートの新機能には、Word、PowerPoint、OneNote向けの共同編集機能、Wordのリアルタイムタイピング、Excelで新たに統合されたPower BIパブリッシング機能、Outlookのアップデートされた検索およびナビゲーション機能などがある。
Office 2016アプリは22日より、40の言語で提供されている。Office 365ユーザーは同日より、新しいOffice 2016アプリをサブスクリプションの一環として手動インストールできる。Office 2016アプリの自動アップデートは、コンシューマーおよび小規模ビジネス向けサブスクリプション加入者に向けには2015年10月から、商用顧客向けには2016年に入ってから提供が開始される。Office 2016は22日、Office 365に加入していない人向けにもPC版およびMac版の提供が開始されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」