Googleは「Android」版「Chrome」に「セーフブラウジング」機能を搭載し、Android端末にさらなるセキュリティ対策を施した。
このソフトウェアツールはGoogleのサービスを利用して、マルウェア、ソーシャルエンジニアリングによるフィッシング、ウェブサイト経由での不要なソフトウェアのインストールからユーザーを守る。
Googleは「悪質」な可能性のあるサイトを追跡し、不正行為の疑いがあると判断したら、ブラウザ内で警告を表示する。
Googleによると、同社は米国時間9月24日にリリースされた「Google Play Services 8.1」を通して、セーフブラウジング機能を既に追加済みだという。
Googleは、Android版Chromeのバージョン46で同機能を追加した。この機能はデフォルトで有効になっているが、利用したくない場合は、Chromeの「設定」を開き、「プライバシー」から無効化することも可能だ。Chromeの「データセーバー」機能を利用している場合は、セーフブラウジングも使用することになる。なぜなら、この機能はデータセーバーに統合されているからだ。
同社はセーフブラウジングについて、「メモリとプロセッサの使用を大幅に節約し、ネットワークトラフィックの最小化に留意する」ようにしたとも説明している。
また、モバイル版のセーフブラウジングはデスクトップ版と同じくらい効果的にプライバシーを保護するとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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