この充電ドックは、バンドを開いた状態のApple Watchをそのまま置けるほか、中央の充電マグネットを起こせば横向きの「ナイトスタンドモード」で充電できる。
9月に行われたアップデート「watchOS 2」からは、充電時に横向きにするとデジタル表示の時計になるナイトスタンドモードがサポートされた。しばらくすると画面が消えるので、点灯させたい時は、画面やDigital Crown、サイドボタンにタッチする。
ナイトスタンドモードになると、ボタンの機能も変化する。アラームが鳴った時にサイドボタンを押すとオフになり、Digital Crownを押すとスヌーズにできる。
これまで、手首から外してしまうと使う機会がなくなっていたApple Watchだが、時計として利用できるナイトモードは、個人的に気に入っている機能の一つだ。これまでは付属の充電ケーブルを使い、ベッドサイドに立てかけていたため、ちょっとしたはずみで外れてしまい、朝になって実は充電ができておらず焦る──ということもたまにあった。この充電ドッグに切り替えて約3週間、安定した場所を確保する代わりに、確実に充電できる安心感を得た印象だ。
愛用しているApple Watchは38mmのミラネーゼループだ。ストラップに手首を通し、マグネットで留めるタイプのもの。
本来は2つの置き方ができる充電ドックだが、ミラネーゼループの場合は平置きするのがむずかしい。平に置くなら、写真のように本体にくぐらせる必要がある。見た目や手間を考えると、ミラネーゼループユーザーが充電ドックを使うなら、ナイトスタンドモード一択だろう。
どんな部屋にも合いそうなシンプルなデザインと質感、純正アクセサリの安心感は、アップル製品ならでは。税込で1万円を超える製品だが、純正の磁気充電ケーブルを単体で購入しても3780円と高額だ。自宅用にインテリア雑貨として充電ドックを導入し、これまでの充電ケーブルは旅行や出張時のためにキープするのもアリではないか──と、迷っている人には後押ししてみたい。
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