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グーグル「Nexus 5X」レビュー(第2回)--「Android 6.0」の新機能とカメラの性能 - (page 3)

Sean Hollister (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2015年11月09日 07時30分
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 ただし、告白すると、筆者はNexusで写真を撮影しようとするたびに、「Galaxy S6」の光学手ぶれ補正(OIS)が恋しくなる。筆者はスマートフォンで写真を撮影するときに手が震えるが、OISはそれを大幅に補正してくれる。そのため、Nexus 5Xを使うときは、自分の気に入る1枚が得られるまで、より多くの写真を撮影しなければならない。光学手ぶれ補正はこれまで標準機能だったのに、Googleが最新のNexusスマートフォンにそれを搭載しなかったのは残念なことだ。

 カメラを重視しているのであれば、必ずしもNexus 6PよりNexus 5Xを選ぶかどうかも分からない。両スマートフォンのカメラは個々のレンズ要素に至るまで全く同じだとGoogleは話しているが、暗所で撮影した写真には、確かに多少の違いが見受けられた。拡大すると、Nexus 6Pで撮影した画像の方が少しクリーンに見える。おそらく、追加のノイズ除去機能が働いているのだろう。さらに、さまざまな照明環境で、Nexus 6Pの画像の方がNexus 5Xよりも色味が若干暖かく、実物に近いように感じた(明るい日光の下で撮影した写真は、ほぼ同じに見える。違いが目立つのは、暗所で撮影した写真だけだ)。

 さらに、Nexus 5Xには、Nexus 6Pと同じバーストモードや電子式手ぶれ補正、240fpsのスローモーションモードが搭載されていない。実際のところ、バーストモード自体備わっていない。

 自撮り写真に関する限り、Nexus 5Xの前面カメラの画像は実際にかなり高画質だと思う。Galaxy S6やNexus 6Pで撮影した写真よりシャープで、細部の表現力も優れている。しかし、それはおそらく、Nexus 5Xが画像を柔らかくして、筆者の目の下のたるみを隠したり、まぶしい照明を補正したりしていないことが理由だろう。正直に言って、これは個人の好みの問題である。つまり、実物を忠実に再現した自撮り写真がお望みなのかどうかということだ。前面カメラでそれほど広角な撮影はできないことにも注意してほしい。お気に入りのボーイバンドに遭遇しても、メンバー全員を1枚の写真に収めるのは難しいかもしれない。

Nexus 5X(左)とNexus 6P(右)で撮影して非常に異なる結果となった自撮り写真
Nexus 5X(左)とNexus 6P(右)で撮影して非常に異なる結果となった自撮り写真

 筆者の意見を言わせてもらえば、Googleが一番修正しなければならないのは、カメラアプリである。その機能の貧弱さは、話にならないほどだ。輝度の調節さえできない。シャッターボタンを長押しするだけで連続的に写真を撮影できるハイエンドのスマートフォンと比べて、Nexus 5Xは情けないほど遅い(筆者が測定したところ、1枚当たり0.73秒かかった)。アプリがフリーズすることも何度かあった。スクリーンがオフの状態のとき、Nexus 5Xの電源ボタンをダブルタップして、瞬時にカメラを起動できる機能(筆者は片手で操作できた)は気に入っているが、スクリーンがオンの状態でそれを試みると、カメラが起動する代わりに、単に本体がロックされてしまうことがよくある。

 Nexus 5Xは4K解像度の動画も撮影できる。4Kの動画が1080p解像度の動画よりシャープに見えるのは確かだが、特筆するほどのことではない。4Kの動画撮影は新しいスマートフォンでは標準機能になりつつある。それから、この機能は、デフォルトでは無効になっている。

 次回に続く。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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