(編集部注:米CNETによる「Nexus 5X」のレビューを3回に分けて翻訳して公開します。第2回は11月9日に、最終回は11月11日に公開されています)
筆者はGoogleの「Nexus 5X」を6日間使用して、この記事を執筆しているところだ。Nexus 5Xは、現在販売されている他のどんなスマートフォンともどこか違う。最近はハイエンドの性能を備えながら価格は400ドルを切るという携帯端末が増えており、Nexus 5Xもその1つだが、プラスチック製なのはこれだけだ。
筆者は最初、そのことが気に入らなかった。値段の割に安っぽく感じられるプラスチック製のフレームを、どうしても受け入れられなかったからだ。あと20ドル出せば頑丈な金属製の「Moto X Pure Edition」が手に入るのに、379ドルのNexus 5Xを買う人などいるのだろうか。しかし、時間がたつにつれて、筆者はNexus 5Xの魅力を理解できるようになった。 5.2インチのNexus 5Xは最近の大型スマートフォンよりも小さく、軽量だ。筆者はNexus 5Xを快適に持ち歩くことができる。スマートなハードウェア機能(電源オンの機能も兼ねた本体背面の指紋リーダーなど)のおかげで、筆者は片手で操作できる。GSMとCDMAの両方のネットワークテクノロジに対応しているため、実質的に、世界中のどの通信事業者のSIMカードを装着しても機能する。 さらに、Nexusシリーズのスマートフォンなので、Google製ならではの強みもある。 大型の姉妹機種「Nexus 6P」(米CNETのJessica Dolcourt記者によるレビュー記事を参照)と同様、Nexus 5Xも最新の「Android 6.0 Marshmallow」OSを初めて正式に搭載するスマートフォンの1つであり、同OSの将来のバージョンへのアップデートが保証されている(これと対照的に、他のほとんどのAndroidスマートフォンでは、同OSの最新バージョンへのアップグレードを1年かそれ以上待たされることも多い)。また、Google独自のワイヤレス通信サービス「Project Fi」を正式にサポートするわずか3つのスマートフォンの1つでもある。16Gバイト | 32Gバイト | |
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米国 | 379ドル | 429ドル |
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