「Surface Pro」シリーズはノートPCの代わりになるタブレットだとMicrosoftは常に宣伝してきた。そして、最新モデルの「Surface Pro 4」は、ノートPCを置き換える可能性がこれまでで一番高い製品だ。Surface Pro 4は動作速度とデザインの洗練度の両方で前機種を上回っており、第6世代のIntelプロセッサと最大1テラバイトのストレージ容量を備える。
しかし、特にSurface Pro 4のような2in1端末の登場によって、PCの定義が曖昧になってきている。人気のApple製「MacBook Air」は、Surface Proが狙う分野において今も最有力機種の1つで、従来のデスクトップ体験をおなじみのノートブック筐体で提供する。
ほかに注目すべきは、まもなく登場するAppleの「iPad Pro」だ。iPad Proは、人々が「iOS」に関して気に入っているすべてのことを大型スクリーンで利用可能にすると約束している。Googleの「Pixel C」タブレットも忘れてはいけない。Pixel Cについては、詳しいことはほとんど明かされていないが、GoogleのモバイルOSの最新バージョンである「Android 6.0 Marshmallow」が搭載される予定だ。
この多様性に富む分野におけるSurface Pro 4の立ち位置を確認してみよう。
Surface Pro 4 | MacBook Air(13インチ) | Apple iPad Pro | Google Pixel C | |
---|---|---|---|---|
ディスプレイ | 12.3インチ 2736×1824ピクセル解像度 | 13.3インチ 1440×900ピクセル解像度 | 12.9インチ 2732×2048ピクセル解像度 | 10.2インチ 2560x1800ピクセル解像度 |
ピクセル密度 | 267ppi | 128ppi | 264ppi | 308ppi |
本体サイズ | 292×201×8.4mm | 325×227×17mm | 厚さ6.9mm | 非公開 |
重さ | 786g | 1.35kg | 713g | 非公開 |
OS | Windows 10 Pro | OS X El Capitan | iOS 9 | Android 6.0 Marshmallow |
プロセッサ | 最上位機種はIntel Core i7、Intel Iris 540 | 最上位機種は2.2GHz Intel Core i7、Intel HD 6600 GPU | 64ビットのA9X、M9モーションコプロセッサ | NVIDIA X1クアッドコア、Maxwell GPU |
ストレージ | 最大1テラバイト | 最大512Gバイト | 32Gバイト、128Gバイト | 32Gバイト、64Gバイト |
RAM | 最大16Gバイト | 最大8Gバイト | 非公開 | 3Gバイト |
バッテリ | 最長9時間の動画再生 | 最長12時間の動画再生 | 最長10時間の動画再生 | 非公開 |
スタート価格(米国) | 899ドル | 999ドル | 799ドル | 500ドル |
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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