Microsoftは米国時間10月6日、スマートフォン「Lumia 950」と「Lumia 950 XL」を発表した。
「Windows」を搭載する全プレミアムデバイスの開発を統括するPanos Panay氏は6日、「われわれは、Windowsをユーザーのポケットに収めたいと考えている。これらの電話はまさしく、PCのように機能し始める」とニューヨークでのプレスイベントで述べた。
5.2インチ画面のLumia 950は6コアのQualcomm製プロセッサを、5.7インチ画面のLumia 950 XLは8コアの同プロセッサをそれぞれ搭載する。両デバイスとも20メガピクセルのカメラを搭載し、Panay氏はこれを「光量が低くても信じがたいほど(鮮明に撮れる)」と主張したほか、どちらも光学手ぶれ補正機構を備える。
価格はLumia 950が549ドル、Lumia 950 XLが649ドルで、どちらも米国では2015年11月に発売される。下位機種の「Lumia 550」は、4コアのプロセッサを搭載し、米国では12月に139ドルで発売される。
Microsoftは、同社の新OS「Windows 10」の重要な売りである「Windows Hello」や「Continuum」といったいくつかの機能で、新たな電話利用者層を呼び込みたいと考えている。新しいLumiaは、Windows Helloにより、指紋や顔のスキャンでロック解除できる。Continuumは、Appleの「Handoff」機能に似て、モバイルとデスクトップの環境をつなぐことを支援し、ユーザーが使用中のデバイスに合わせてWindows 10を設定してくれる。たとえば、Continuumは、ユーザーがWindows 10をマウスとキーボードで操作していることや、指とペンで入力するタッチインターフェースに切り替えたことを把握できる。
Lumiaはまた、「Glance Screen」技術を搭載しており、ユーザーがポケットから電話を取り出すと、通知、メール、テキストメッセージ、日付と時刻のクイックビューが表示される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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