Mozillaは、Microsoftが「Windows 10」で「Edge」以外のブラウザを選択しにくくしているとして苦言を呈していたが、このブラウザ選択の問題に独自に対処した。
米国時間8月11日に正式リリースされたWindows 10向けの「Firefox 40」では、Windows 10でFirefoxをデフォルトブラウザに戻すまたは選択する手段が示されている。
Windows 10向けの新しいFirefoxは、一歩踏み込んだ処理を行う。Windows 10ユーザーが、タスクバーに組み込まれた「Cortana」検索ボックスを使用すると、その検索ボックスの内容に基づくウェブ検索では、デフォルトの「Bing」ではなく、「Firefoxで選択するデフォルト検索エンジンで結果を表示する」と、Mozillaは述べている。
Windows 10向けFirefoxは、Microsoftの現時点でのEdgeと異なり、サードパーティー製アドオンをサポートする。ただし、Edgeも近いうちにアドオンをサポートする予定だと、Microsoft関係者らは述べている。Mozillaは、Mozilla認定のアドオンと非認定のアドオンを区別している。Mozilla非認定のアドオンは警告を表示するようになっており、将来的にはデフォルトで無効になる予定だ。
新しいFirefoxは、ユーザーインターフェースを改善しており、デザイン要素がこれまでよりも大きくはっきりしたものになった。
Windows 10に対応したFirefox 40は、Mozillaのサイトでダウンロードすることができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」