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「Windows 10」レビュー(第2回)--PC用OS上での「Cortana」と新ブラウザの使い勝手 - (page 2)

Nate Ralph (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2015年08月03日 07時30分
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「Windows Hello」と「Microsoft Passport」

 MicrosoftはWindows Helloによって、セキュリティの強化にも取り組んでいる。これはWindows 10端末のカメラや指紋スキャナを利用して、ユーザーの生体情報をパスワードにする機能だ。ユーザーがWindows Helloで認証を済ませると、Microsoft Passportによってさまざまなサードパーティーサイトや製品へのアクセスが可能になり、ログインを再度要求されることがなくなる。端末へのログインが少し便利になるはずだ。強力なパスワードの設定など、従来の対策がないがしろになるわけではない。唯一の難点は、既存の多くのハードウェアではHelloがサポートされていないことだ。Intelの「RealSense」カメラか指紋スキャナを搭載する端末が必要になる。

「Cortana」とおしゃべり

 Microsoftの仮想アシスタントCortanaは1年以上前からWindows Phoneに搭載されているので、厳密に言えば新機能ではない。しかし、Appleの「Siri」やAmazonの「Alexa」、そして「Google Now」へのMicrosoftの回答であるCortanaは、Windows 10でデスクトップへの移行を果たし、同OSの検索機能を引き継いだ。さらに、いくつかの管理タスクも処理することになる。Cortanaを使って電子メールや予定表を検索できるほか、搭乗日が近づいてきたフライトや到着予定の荷物についての通知を受け取ることも可能だ。リマインダーの設定や株価の追跡もでき、ユーザーが口述した内容を電子メールメッセージとして連絡先に送信することもできる。また、「Hey, Cortana」という呼びかけに反応するように設定することも、複数の異なる声を認識できるように学習させることも可能だ。Cortanaについてもっと詳しく知りたい人は、筆者がMicrosoftの仮想アシスタントについて執筆したプレビュー記事を参照してほしい。

Cortanaはさまざまなことを実行するのを助けてくれる。
Cortanaはさまざまなことを実行するのを助けてくれる。
提供:James Martin/CNET

 どうにも迷ってしまう。筆者は有益な情報を必要なときに先回りして提供してくれるGoogle Nowを大いに気に入っている。しかし、メインで使っているモバイルデバイスは、Windows Phoneではなく「Android」スマートフォンだ。そのため、筆者はデスクトップでしかCortanaを利用しない。

 Cortanaはデスクトップではそれほど便利ではない。Windows 10の音声認識の精度はかなり高いが、机に向かっているときに電子メールメッセージを送る必要が生じたら、迷わず電子メールクライアントを使うだろう。Cortanaはお薦めのレストランや観光スポットを紹介してくれるが、そうした情報は、机に向かっているときより、外出しているときに提供してくれた方がずっと役に立つ。リマインダーについても同じことが言える。どこからでもアクセスできないのなら、リマインダーの有用性は明らかに低下する。

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