Twitterは7月24日、花火大会や音楽フェスなど、多くの人が関心を集めるイベントにあわせてキャンペーンや広告を展開できる「イベントターゲティング」の提供を開始したと発表した。
イベントターゲティングでは、以下の3つの機能を利用できる。
イベントカレンダーを利用すると、日本、米国、英国、フランス、ブラジルの5カ国を対象に、世界的なスポーツイベントから地方の音楽フェスまで、さまざまなイベントを表示できる。場所、日時、タイプを細かく選別することで、どのようなイベントが広告主にとって自社をアピールできそうか判断しやすくなる。
広告主がイベントをターゲティングすると、過去のイベント関連の実績データを照らし合わせ、リーチできるユーザー数、性別、デバイスなどが表示される。過去のエンゲージメントが一番高かったツイートの内容を確かめることもできるので、コンテンツの最適化にも役立てられる。
広告主は上記のイベントカレンダーやイベントインサイト機能を活用して自社にとって最適なイベントを特定した後、ワンクリックでキャンペーンを作成できる。また、イベントターゲティングはキーワードや言語など他のターゲティング手法と統合できるため、イベントに興味を持っているユーザーの中からさらに細かくターゲティングできる。
なお、デジタルエージェンシーの英国Mindshareは、イベントターゲティングのベータ版を活用し、ウィンブルドンテニス2015と全英オープンゴルフ2015で、主要クライントである自動車メーカーと金融会社のキャンペーンを展開。平均エンゲージメント率が73%から110%に大きく改善したとしている。
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