ジャストシステムは7月23日、セルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用した「有料動画配信サービス実態調査」の結果を発表した。調査は7月10~14日に、10~60代の男女560人を対象に実施した。
有料動画配信サービスについて「利用している」「利用を検討している」「興味がある」と回答した人のうち、動画配信サービス「Netflix」を知っている人は30.5%だった。年代別に見ると、20代は45.4%、30代は44.4%と高く、若い世代での認知度が特に高いことがわかった。
Netflixは、米国のストリーミング配信会社。同社が運営する有料動画配信サービス「Netflix」は、今秋より日本でのサービス開始を予定している。
有料動画配信サービスを利用している人に利用のきっかけを聞いたところ、「視聴したいコンテンツがあったから」と答えた人が61.6%と最も多く、「無料トライアルがあったから」が20.2%、「いつでも好きな動画を視聴できるから」が12.1%と続いた。
男女別で見ると、「視聴したいコンテンツがあったから」が最多という結果は同じだが、女性は「いつでも好きな動画を視聴できるから」が2番目に多い20.5%であるのに対し、男性は6.7%となった。
有料動画配信サービスを利用している人のうち、サービスを「口コミしたことがある」人は、53.5%(「多くの人に口コミをしたことがある」と「少しだが口コミをしたことがある」の合計値)となった。
また、口コミの内容は「特定のコンテンツの感想」が66%と最も多く、「豊富なラインナップ」の47.2%と続いた。
有料動画配信サービスを利用している人に視聴時に利用する主なデバイスを聞いたところ、57.6%が「パソコン」という結果となった。
10代に限ると「スマートフォン」が38.9%と最も多く、他の世代に比べても「スマートフォン」での利用率が顕著に高い傾向にある。なお、10代の「パソコン」からの利用率は33.3%。
有料動画配信サービスを利用している人のうち、「良いサービスがあれば乗り換えてもいい」と答えた人は26.3%で、特に30代は37.5%と高い傾向にあった。
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