GMOインターネットグループのGMO TECHは6月30日、モバイルゲーム開発の中国Kick9と戦略的パートナーシップに関する業務提携を結んだと発表した。日本の広告主の中国進出や、中国デベロッパーの日本向けスマートフォン広告プロモーションの支援を強化したい考えだ。
中国で情報サービス事業を手掛ける易観智庫の調査(同社と提携するクララオンラインの記事)によれば、2015年第1四半期(1~3月)の中国モバイルゲーム市場規模は119億2400万元(約2360億円)。前期に比べて24.6%増加しており、前年同期と比べると2倍以上の規模に成長している。
GMO TECHによれば、海外コンテンツの中国進出は、中国国内に200以上のアプリストアがあることや独特の広告市場の仕組みなどにより参入障壁が高いため、現地法人とのパートナーシップが重要なのだという。
Kick9は2014年設立。NBA公式ゲーム「NBA ALL NET」や中国で人気という「Soul Hunters」などのタイトルをリリースしている。また、モバイルゲームの開発者向けにディストリビューションクラウドサービスとデジタルマーケティングプラットフォームを提供している。米国のシリコンバレー、中国の北京と上海にオフィスがあり、近く東京にも開設する予定だという。
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