米国の調査会社Sandler Researchが、スマートフォンやタブレット向けの「モバイルAR(拡張現実)」に関する市場調査を実施した。
世界モバイルAR市場は拡大を続け、2019年までの年平均成長率(CAGR)が96%になると予測している。日本のモバイルAR市場は、それを上回る104.8%のペースで成長すると見込んでいる。また、中国については、年平均110%のペースで成長すると分析している。
調査レポートでは、世界的なモバイルAR企業としてGoogle、Here(Nokiaの事業部)、Qualcomm、Aurasma、Blippar、Metaio、Total Immersion、Wikitudeなどを挙げた。AR企業のなかにはプロジェクト運営にクラウドファンディングを活用しているところがあり、こうした取り組みには
といった効果があるという。
日本のモバイルAR市場の主要ベンダーとしては、Aurasma、LM3LABS、VividWorks、Vuforia、Zapparなどの企業が紹介された。Sandler Researchは、個人所有のスマートフォンなどのモバイル機器を企業の業務に流用するBYODや、企業所有のモバイル機器を社員に管理させるCOPE(Corporate Owned, Personally Enabled)が浸透していけば、モバイルARが急成長すると予想する。
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