キングソフトは6月17日、「Cheetah Ad Platform(チーター アド プラットフォーム)」を日本市場に向けて提供開始すると発表した。
同社と資本関係にあるCheetah Mobileの56カ国13億4000万ユーザーを対象としたアドプラットフォームで、Cheetah Mobileが開発するスマホアプリシリーズ「Cheetah Apps」(Android)向け広告配信と外部パートナーへ広告を配信する「Cheetah MediaLink」の2つが統合されたもの。Cheetah MediaLinkは、香港の広告代理店である香港品衆(Hongkong Zoom)とフランスのモバイル広告プラットフォームであるMob Partnerを買収したことで、Facebook、Google、Yahoo、InMobi、Tapjoyなどの外部パートナーに対する出稿が可能となっている。
Google Playで配信されているスマホ最適化アプリ「Clean Master」(Android)など、全世界で13億4000万インストール、月間アクティブユーザー数4億4300万件の「Cheetah Apps」へ広告配信が行えるという。さらに、Cheetah Mobileが開発するビッグデータ分析システム「Facemark」を用いて、広告主が希望する時間帯に最適な広告形式で、ターゲティングされたユーザーに広告を配信できるとしている。
キングソフトでは今後、Cheetah Ad Platformを日本市場に向けて提供していくことにより、日本国内での広告出稿や海外展開を検討している企業に最適な広告出稿の提案を実施していくという。
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