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アップル「iOS 9」はこう変わる--明らかになった新機能

Jessica Dolcourt Jason Parker (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2015年06月11日 07時30分
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 Appleは米国時間6月8日、年次開発者会議Worldwide Developers Conference(WWDC)で「iOS 9」を発表した。高いシェアを誇る同社モバイルOSの最新メジャーアップデートだ。

 iOS 9では、「Siri」や標準の地図アプリ、そしてタブレットの生産性が強化され、「Android」や「Windows」を搭載する一部のスマートフォンとタブレットに近い機能が搭載されることになる。ここでは、予定されている新機能と、その登場時期を紹介する。

強力になり、「先取り」するSiri

 SiriはAppleが他社に先駆けて導入したパーソナルアシスタント機能だが、最近はGoogleのAndroidにおける同等の機能(特に「Android M」でアップデートされた「Google Now」)に後れを取り始めていた。しかし、それも長くは続かない。「Proactive」という開発コード名のSiriの新しいサービスは、適切な情報をユーザーが必要とするタイミングで教えてくれるという。

 新しいSiriで変わる点を紹介しよう。まず、UIが新しくなり、かなり具体的なリクエストにも応えられるようになる。たとえば、「Show me photos from Utah last August」(去年の8月にユタで撮った写真を見せて)や、「Remind me to grab my coffee from the roof of the car when I get in」(車に乗るとき、ルーフからコーヒーを下ろすように知らせてほしい)と指示することができる(2つ目の例は、Microsoftの「Cortana」の機能を意識した指示だ)。

 検索自体に関しては、スポーツの得点や、Vimeoなどさまざまなサイトの動画を探すことができ、検索結果から直接再生することができる。Appleの新しい検索APIがこれをすべて内部的に処理し、アプリから情報を引き出して、アプリ自体へのリンクを提供する(ユーザーがすでにサインインしているアプリに対してで、つまりはショートカットとなる)。

AppleのiOS 9でGoogle Nowに追いつくことを試みるSiri
AppleのiOS 9でGoogle Nowに追いつくことを試みるSiri
提供:James Martin/CNET

 また、Siriの検索を呼び出すたびに、「Suggestions」という機能がはたらき、人に関する情報、検索すべきアプリ、同じ時間帯によく使うアプリなどが提案される(これが本当に役に立つのか、混乱のもとになるだけなのか、まだ判断できる段階ではない)。

 Siriは、Appleが買収した「Beats Music」(名称は「Apple Music」となる)とも連携する。具体的にリクエストした楽曲を再生するだけでなく、楽曲の探し方も理解するため、たとえば「Play the song from "Selma"」(『グローリー/明日への行進』の歌を再生して)とか、「Top 10 songs of the 1980s」(1980年代のトップ10を再生)といった検索も可能になる。

「Maps」

 Apple独自のMapsアプリは、リリース当初から乗り換え案内の機能がなく、今までその大きな弱点を引きずってきた。MapsはiOS 9で、特に使用頻度の高いGoogleのいくつかの機能に追いすがる。たとえば、乗り換えの案内が示されるようになる。

SiriとAppleのMapsは協力して、乗り換え案内を示してくれる。
SiriとAppleのMapsは協力して、乗り換え案内を示してくれる。
提供:James Martin/CNET

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