9to5 MacのMark Gurman氏が得た情報によると、うわさされている「iPad」での画面分割サポートがあと少しで実現するという。
2つのアプリを画面に並べて起動する機能は2014年の「iOS 8」リリースで予定されていた(そのためのコードの一部が発見された)が、Gurman氏によると、Appleはソフトウェアの取り組みについて優先度を見直し、同機能は「iOS 9」まで先送りされたという。iOS 9は、同社の年次開発者会議「Worldwide Developers Conference(WWDC)」で米国時間6月8日に予定されている基調講演で披露される見通しだ。
それまでに変更される可能性もあるが、Gurman氏は次のように予想している。
「最新の計画からすると、画面分割モードはアプリに応じて1/2、1/3、2/3サイズでの表示になると見られる。分割された画面では、2つの異なるアプリを並べて表示することも、1つのアプリで複数のビューを表示することもできる。そのためiPadユーザーは、『Safari』の2つのタブを同時に閲覧したり、『Pages』で2つの文書を並べて比較したりできるようになる」
明らかにこの取り組みは、ノートPCやデスクトップPCでユーザーの生産性を維持するマルチウィンドウのサポートを模倣している。だが、これはモバイル端末でも価値がある。
また、Gurman氏の情報筋によると、Appleは、大型iPadのプロトタイプ(一時期耳にした「iPad Pro」)もテストしているという。画面が大きければ、複数のアプリで扱える情報も多くなる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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