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「Galaxy S6 edge」レビュー--曲面ディスプレイが持つ特徴と機能

Jessica Dolcourt (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル 編集部2015年04月24日 07時30分
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 サムスンの「Galaxy S6」がBMWだとしたら、「Galaxy S6 edge」はFerrariだ。ハンドバッグにたとえるなら、S6はCoachで、S6 edgeはChanelだ。確かに、それほど極端な違いはないかもしれないが、筆者の言わんとすることは分かってもらえたと思う。S6 edgeはS6のデザイナーバージョンと呼ばれる権利を勝ち取った。その分、価格は高くなっている。

 丸みを帯びた両側面が生み出す大胆で革新的なデザインは、初めて製品化された両側曲面ディスプレイというだけでなく、現時点で最高のスマートフォンスクリーンでもあるのかもしれない。S6とS6 edgeは、主なスペックはすべて共通で、カラーバリエーションもほとんど同じだが、S6 edgeのルックアンドフィールはS6とはまったく別物で、はるかに高級なデバイスという印象を受ける。ユーザーが買いたくなる「Android」スマートフォンだ。

 ただし、それは肝心な部分に触れるまでの話だ。実際のお金が関わってくると事情が変わるだろう。米国でのS6 edgeの価格は、契約を結んだ場合でS6より100ドル高く、契約なしの場合は約100~130ドル高い。また、ストレージ容量が大きくなるごとに100ドル上乗せされる。

 ここで迫られる選択は、S6 edgeの最先端のデザインに多くお金を払うか、それとも、その分の金額をS6の大容量ストレージモデルの購入に回すべきか、ということかもしれない。幸い、標準のGalaxy S6もS6 edgeとほぼ同じハードウェアを採用しており、非常に魅力的なスマートフォンだ。また、S6 edgeを見送って、より価値の高いS6を選んだとしても、体験できないことはそれほど多くない。

 したがって、使ったお金でなるべく多くのものを手に入れたい人は、S6を選ぶといい。しかし、より豪華で個性的なスマートフォンが欲しいなら、迷わずS6 edgeを選択すべきだ。

S6 edge:S6と似ているが、筐体の美しさは段違い

 サムスンは以前から、Galaxyシリーズで複数のモデルをリリースしている。しかし、同社が2種類の姉妹モデルを同時に発表、リリースしたのは、2015年のGalaxy S6ラインアップが初めてだ。ただ、誤解してはいけない。両モデルのハードウェア面の違いは、およそ表面的なものだ。

 S6の側面は角張っているが、S6 edgeは両側面が丸みを帯びており、スクリーンの曲面部分が側面を覆って背面との境目まで延びている。S6 edgeの方が薄く感じるが、最も厚い部分ではS6より少しだけ厚みがある。重量はS6 edgeの方が少しだけ軽い。S6 edgeでは、電源ボタンとnano-SIMカードスロットも上部に移されている。

サムスンのGalaxy S6とS6 edgeのサイズ
Galaxy S6Galaxy S6 edge
サイズ(mm)143.4×70.5×6.8142.1×70.1×7.0
重量(g)138132

 バッテリ容量もS6 edgeの方がわずかに多い。おそらく、ナイトモードで「Edge」ディスプレイを使う必要があるからだろう。バッテリ容量は、S6 edgeが2600mAhで、標準のS6は2550mAhだ。米CNETが動画を連続再生するテストを実施したところ、S6 edgeのバッテリは平均13.5時間持続した。S6の平均12.4時間より1時間長い。これらのテストでは、現実世界での持続時間(特に、ナイトモードなどのEdgeスクリーン機能を頻繁に使用した場合)を考慮していないことに注意してほしい。

 S6とS6 edgeはいずれもゴールド、ブラック、ホワイトが用意されているが、サムスンは各ラインアップに別のカラーを追加している。S6 edgeのカラーバリエーションには宝石のようなエメラルドグリーンがあり、S6にはトパーズブルーがある。

 Galaxy S6 edgeと「LG G Flex 2」では曲面の性質が異なる。
Galaxy S6 edgeと「LG G Flex 2」では曲面の性質が異なる。
提供:Josh Miller/CNET

 ユニークなスクリーンと、先述した数点の細かな違いを除けば、S6 edgeは標準のS6と同じだ。いずれも同じ1440pのウルトラHDスクリーン、16メガピクセルカメラ、「Exynos」オクタコアプロセッサを搭載する。

 それがパフォーマンスや日常の使用にどう影響するかについては、Galaxy S6のレビュー記事に詳しく書いている。S6 edgeが提供する体験はS6と同じなので、安心してほしい(異なる点はスクリーン機能と洗練されたデザインだけだ。この2つは本当にクールである)。

デザイン:両側の曲面はないよりあった方がいい

 Galaxy S6 edgeという製品名は、5.1インチの金属製ボディの両端を覆う曲面ガラスが由来だ(「edge」は「端」を意味する)。スクリーンの曲面部分は背面との境目まで延びており、両側面に左右対称の隆起を形成し、ガラス自体に泡が平らになったような効果を与えている。

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